清少納言とブログ
こんにちは、権藤大樹です。
今日は台風直撃の日。
大雨警報が出ているところも多くあるとのこと。
自然の前に人間は非力だと思わされるのが災害ですが、被害が最小限に収まることを心より願います。
晴耕雨読で、私もこんな日は割り切って家でブログ更新をしようと思います。
さて、ということで今回のお題はブログから関連して、古典でおなじみの清少納言についてです。
なぜブログから関連して清少納言なのかというと、彼女が日本を代表する随筆家だから。
私は古典が好きなので、以前に一般人向けに分かりやすく現代語訳された本を読んだことがあるのですが、それ以来、清少納言のファンなのです。
こちらの小学館さんから刊行されているぶんですね。
参考:https://www.shogakukan.co.jp/books/09362178
書かれている題材は宮中の会話や季節の移ろいなど他愛もない日常なのですが、そこからの本人の切り返しや解釈がとても面白いのです。
自分でもそう思っていたようですが、実際に頭の回転の早い賢い女性だったのだろうなと納得です。
また、これは枕草子に限りませんが、こうして昔の随筆を読むと、人間の感情の機微や心の動きは今も昔も変わらないのだなとしみじみ思います。
現代は、誰でもブログで随筆を書ける時代。
趣味の小さなものですが、私もブログを書く身として、何か大きな行事があるから書くというのではなく、どんな題材でも文章を綴れる人間のなりたいものです。
あさが来た
こんにちは、権藤大樹です。
あっという間に10月。朝夕が涼しく、過ごしやすい気候になりました。
そのぶん日中はまだ暑いので、みなさま体調管理にはお気を付けください。
さて今回のお題は、タイトルの通り朝ドラ「あさが来た」について。
実は私、最近朝ドラにはまっております。
特にこちらの作品は、物語の舞台が幕末の大阪からスタートするうえに、連続テレビ小説としては21世紀に入って最高の視聴率を記録した作品ということで、DVDをレンタルして一気に見るのが最近の楽しみとなっています。
なんといっても魅力的なのはヒロインのあさ。
モデルとなった人物は広岡浅子という女性経営者です。
この広岡浅子、幕末から大正を生きた女性なのですが、保険会社から女子大学まで設立してしまう、当時の時代背景を考えると非常にバイタリティあふれる女性なのです。
ですから当然、あさも物語の中で走る!動く!
とにかくめげずにいつも前を向いて行動する姿、それでいて数字に厳密な経営者としての才能、周りを巻き込む人柄、とても元気をもらっています。
もう4年前の作品になりますが、お近くのレンタル屋にあればぜひ一度ご覧あれ。
歌舞伎のすすめ
こんにちは、権藤大樹です。
秋分の日まであと少し。
日一日と日没が早くなってきました。
さて今回は、たまたま歌舞伎のチラシを見かけたので、それについて書きます。
見かけたのは南座の「九月花形歌舞伎」。
実は私、過去に一度だけ歌舞伎を見たことがあり、それも同じ南座でした。演目は「
吉例顔見世興行」。
芝居好きの知り合いに誘われて行ったのですが、正直最初は「難しそうだし敷居も高そう」と思っていました。
実際、常連とおぼしき着物をしっかり着付けた女性の方や、慣れた顔で座る男性の方を見て「場違いなところに来てしまった」と焦っていました。
ですが、いざ舞台が始まると、その感想は一転。
まず、とにかく衣装やセットが豪華で華やかで、それだけで純粋に楽しめます。
さらに、知り合いの機転でイヤホンガイドを借りていたので、予習なしでも、あらすじや見どころを把握しながら観劇することができました。
何の知識もない素人の私でも楽しめたので、純粋に芝居が好きな人は一度行ってみることをおすすめします。
最近は若い女性を中心にミュージカルも人気と聞きますし、伝統芸能だから、古典だから、といった枠は関係なく、観客と一緒に泣いて笑っての物語として楽しめるのではないでしょうか。
私も、次に観劇するときは予習をして、さらに楽しめる状態で臨もうと思います。
呉春
こんにちは、権藤大樹です。
早くも昨日でお盆も終わり。
毎年、お盆を過ぎると、いよいよ晩夏の季節に突入した感があります。
暦の上では、今年は8月8日が二十四節気の立秋だそうですから、あながちこの肌感覚も間違っていないのかもしれませんね。
さて、会社によっては今日もお休みで連休、なんてところもあるみたいですが、私の会社はカレンダー通りなので出勤。
ではお盆休みに何をしていたのかというと、親戚一同で集まって日本酒を味わっておりました。
今回ピックアップしたいお酒は「呉春」。
池田市の地酒で、今でこそ酒蔵のイメージはあまりないかもしれませんが、江戸時代は銘醸地として知られていたとのこと。
さて、気になるお味は、つまみなしでお酒単体でもいけるのではないか、というくらいの芳醇さ!
どちらかというと癖のある印象受けましたが、主役級の存在感があると思いました。
もちろん、料理との相性も抜群で、お好みに合わせて楽しみ方を変えられる銘酒です。
日本酒は個人によって好みの差も大きいので、皆様もぜひ味わってみてください。
大阪自慢
こんにちは、権藤大樹です。
暑いですが、朝から蝉が鳴いており、真夏の気分を味わっています。
季節を感じるゆとりがあると、心も落ち着きますね。
さて、今日のテーマは、我が故郷の大阪。
せっかく第一回なので、我が故郷の良さを書いてみようと思います。
みなさん「大阪」というと何を思い浮かべますか?
通天閣?道頓堀?
もちろんそれらも、現代では大阪が誇る一大観光地。
土日のみならず平日も外国人観光客でごった返している、活気あふれる場所ですね。
ですが、実は大阪、歴史の点でもなかなかおもしろい土地なのです。
京都や奈良がお隣なので、どうしても話題性に劣りがちですが
古くは古墳時代に難波宮という都が置かれていた時期もありました。
現在のNHK大阪放送局のある辺りですね。
なんだかロマンを感じます。
他にも、江戸時代には世界初の整備された先物取引市場であった堂島米会所があったり、
大正後期には東京の人口を上回りを上回る日本一の大都市にまで登りつめ、昭和初期にかけて「大大阪」と呼ばれていた時代もありました。
大阪にお越しの際は、古代~現在まで思いを馳せるのもいいかもしれません。